にんにくの栄養・効果、調理、保存、選び方、におい、アホエンオイル

スポンサードリンク

にんにくの栄養・効果、調理、保存、選び方、におい、アホエンオイル

にんにくの栄養・効果

にんにくの強烈なあのにおいは、硫化アリル類のアリシンによるものです。
アリシンは、強い抗菌作用を持ち、ビタミンB1と結合すると、アリチアミンとなって、ビタミンB1の吸収を高め、スタミナ増強剤として働きます。
にんにく アリシンには、免疫増強作用と抗ガン作用があり、毛細血管を広げ、胃腸や心臓の働きを高める作用もあるので、冷え性にも役立つ食品と言われています。
最近では、アリシンが分解してできるアホエンが本当は作用しているのでないか、という発表もあり話題を集めています。
アホエンとは、ニンニクに含まれてるアリシンが低温の油脂の中で変化した成分で、生のにんにくには含まれていないのです。60~80度くらいの油脂の中で分解して生成されます。
ですので、フライパンなどで炒めてもほとんど生成されません。
何年か前にあるある大事典でやっていたので、それをもとにアホエンオイルを作ってみましたが、毎日スプーン一杯程度の摂取でよいので苦になりませんよ。一度お試しあれ。

※アホエンオイルの作り方
材料は、にんにく2片くらいに油100cc程度。油は、オリーブオイルか植物性オイル。
・まずにんにくを刻みます。
・ステンレスや耐熱ガラスなどのカップに油を入れ、鍋で湯せんをします。こうすることで油が100度以上になることは無いです。
・油が温まってからにんにくを入れて、すぐに火を止めます。この時の余熱でアホエンが抽出されます。
・油が冷めたら濾して出来上がりです。
濾した油が透きとおっていれば成功です。

経験上、中国産などの安いにんにくを使うと油が濁ってしまい、風味も悪く使う気にならないと思います。
我が家では、サラダなどにかけるだけでは毎日摂取しきれないので、いろいろなものに入れています。においはほとんど気にならないと思いますよ。

また、にんにくは、少量ずつ毎日食べることによって、胃腸の働きが高まるほか、動脈硬化や血栓にならないための健康維持に役立つと言われていますね。

にんにくの調理

おもに肉料理の臭み消しや風味付けに使います。
長時間加熱すると薬効が減るので、調理は短時間で行います。

にんにくの保存

冷蔵庫に入れてもいいのですが、ネットに吊るして風通しの良い場所に置くとよいでしょう。
購入する時は、皮がしっかりしていて、重みのあるものを選びましょう。

にんにくの選び方

にんにくは、白くふっくらし、外の皮がしっかり重なっていて、重みがあり、一片一片が茎にしっかりついているものを選びます。
にんにく 皮が茶色になっているものは避けましょう。
中国産が安くて多量に出回っていますが、安全面を考えれば国産に越したことはありません。一個100円以上しますが、中国産は香りも味も悪く、身がスカスカです。それほど大量に摂取するものではないですから、国産をオススメします。ちなみに我が家では国産しか購入しません。

にんにくのにおい

からだに良いにんにくですが、食べた後の口臭は気になるところですね。
よく知られているのは、牛乳を飲むことです。
しかし、すぐににおいを消したいときは困りますね。そういう時は、りんごを食べましょう。
その他、緑茶などのお茶やコーヒーなども効果があるようですが、経験ではりんごが一番効果が高いように思います。

スポンサードリンク
このサイトの検索ができます
グーグルで検索ができます

食品・食材から探す

顔・頭の症状から探す

全身の症状から探す

内臓の症状から探す

精神的症状から探す

基本料理用語・リンク集

健康管理に役立つ食品事典~食べ方いろいろ栄養摂ろう
食品事典 Home 野菜類 にんにくの栄養・効果、調理、保存、選び方、におい、アホエンオイル