じゃがいもの栄養・効果、利用法、食べ方、調理、保存、選び方

じゃがいもの栄養・効果

じゃがいもの最大の特長は、加熱してもビタミンＣが壊れにくいことです。
また、多くのどの食品よりもカリウムを多く含んでいます。
カリウムは、体内の塩分バランスを保つ働きがあるので、腎臓機能が低下した人や、高血圧の予防などの健康維持に役立つ食品です。

じゃがいもの利用法

じゃがいものおろし汁を、土鍋で黒くなるまで煮詰めたものを飲むと、胃潰瘍にならないための健康維持に役立ちます。
打撲や捻挫には、すりおろしたものに酢と小麦粉を混ぜた物を患部に貼ります。
軽いやけどには、おろしたものを搾って汁を塗ると良いです。

じゃがいもの食べ方

じゃがいもは何にでも応用が利く、貴重な食品です。
調理法も、ふかす、ゆでる、煮る、炒める、揚げる、焼くなど、多岐にわたります。
粉質でほっこりした男爵いもは、マッシュポテトや粉ふきいもやサラダなどに向きます。
粘質でくずれにくい、メークイーンは炒めたり、煮たりするのに適しています。
春の新じゃがは分が多いので、煮ころがしやシチューに向きますね。

じゃがいもの調理

ゆでる時のポイントは、皮ごとゆでてから皮をむいたほうが風味もいきます。
煮物、揚げ物にする時も、皮をつけたまま調理すると良いでしょう。

じゃがいもの保存

新聞紙などに包んで、通気性を良いところで、保存します。
加熱したじゃがいもは、冷凍するとスカスカになるので注意が必要です。
りんごと一緒に保存すると、りんごから発生するエチレンの働きで発芽を抑えることができます。

じゃがいもの選び方

ふっくらとしていて、シワやキズが無いものを選びます。
ずっしりと重量感のあるもの。
新じゃがは、皮が薄いもの。
皮が緑がかったものはダメですので、注意しましょう。