シラス・ジャコの栄養・効果、食べ方、調理、選び方

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シラス・ジャコの栄養・効果、食べ方、調理、選び方

シラス・ジャコの栄養・効果

シラスとジャコ(ちりめんジャコ)は、カタクチイワシの稚魚を干して作られます。
薄い塩水でゆでて、シラス・ジャコ7分乾きにしたものをシラス、さらに乾燥させたものがジャコと呼ばれます。
また、ジャコには、サバやイカナゴの稚魚で作られるものもあります。
シラスを板状にして干すとタタミイワシになります。
成長して6~9cmくらいになったものをそのまま干したものが、ごまめと呼ばれます。塩水で煮てから干したものを、煮干しと言います。
開いてから、しょうゆ、みりん、砂糖を合わせた調味液につけ、それを干したものが、有名なみりん干しです。

カルシウムを摂れる供給源として、骨ごと食べられる小魚類は、非常に優れています。
シラスを大さじ1杯食べたとすると、シラス・ジャコカルシウムの摂取量は27mg、タタミイワシ1枚なら48mgです。カルシウムの吸収に必要なビタミンDも含んでいますので、一石二鳥の食材と言えます。
カルシウムは吸収率の低い栄養素です。ですので、吸収を妨げる食品にも注意が必要になってきます。
リンをあまり摂り過ぎると、リンはカルシウムと結びつき、カルシウムが吸収されずに排泄されてしまいます。ソーセージやハム、加工食品にはリンが含まれていますので、注意しましょう。
また、フィチン酸もカルシウムと結合して排泄してしまうので、フィチン酸を含む玄米や全粒粉のパンをよく食べる人は、気をつけましょう。

シラス・ジャコの食べ方

シラスもジャコも塩分を多く含みます。これを防ぐには、ナトリウムを排出する働きがあるカリウムを含む食品を一緒に摂ることが重要です。カリウムを含む食品としては、野菜、いも類、果物、海藻などが多く含まれています。
食べ方は、ごはんにかけてそのまま食べたり、シラス・ジャコお茶づけにしてもおいしいですね。
おろし和えや酢の物、寿司飯の具にしたりします。

シラス・ジャコの調理

塩分が気になるところですから、熱湯をまわしかけて、塩分を流してしまうのも一つの手です。殺菌効果も得られます。
塩分のコントロールが調理のポイントとなります。

シラス・ジャコの選び方

実がふっくらとしていて、塩気が少ないものを選びます。
折れたり、黄ばんだりしていないものが良いでしょう。

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