レバーの栄養・効果、食べ方、調理、選び方

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レバーの栄養・効果、食べ方、調理、選び方

レバーの栄養・効果

レバーは、栄養的には、鶏、牛、豚であまり違いはないようです。
いずれもビタミンAが多く含まれており、効力はにんじんの10倍あります。
ビタミンAは、視覚機能を正常に保ったり、粘膜を強くしたり、皮膚を丈夫にする効果があります。
ガンにならないための健康維持にも良い、とされています。
注意は、摂取しすぎないことです。
からだに蓄積されると、レバー逆に悪い影響が出ます。
毎日少しずつか、週1回多めに取るなど、効果的に摂取しましょう。

レバーには、鉄分と葉酸が多く含まれています。
赤血球の形成・再生をするビタミンB12や鉄の吸収を助けるビタミンCを含みますから、貧血の予防に優れた効果を発揮します。
レバーの良質なたんぱく質は、肝細胞を再生し、ビタミン・ミネラルが肝機能を活発にする働きがあるため、肝臓病の治療食になります。
肉よりも、脂質が少なく、カロリーも低いため、ダイエットに向く食品でもあります。
また最近、体内の毒素を封じ込める働きがあるケルセチンと協力して、毒を殺す働きがある亜鉛により、デトックス(解毒)効果が認められています。

レバーの食べ方

レバーは、普通は炒め物、煮物、フライなどにします。
においが気になる人は、フライの衣にパセリを混ぜたりすると、ある程度においは消えます。
牛レバーは、鮮度がいいものは刺身でいただけます(※下記参照)が、豚・鶏レバーは、よく火を通してから食べます。

※ 最近は生(刺身)で食べると食中毒を起こすような事件も報道されています。少しの菌が付着しているだけであっても食中毒は起こる可能性があります。ちなみに生食用の牛肉・鶏肉は一般には流通していません。どうしても生で食べたい場合は自己責任になりますが、100%信頼できるところで購入されるようにしてください。一般に売られているものは加熱して食べることが前提となっていますので、くれぐれも注意してください。

レバーの調理

レバーは、独特のにおいがあります。
おいしく食べるには、レバー抜きと臭み消しをしっかりしないといけません。
血抜きは、血の塊などを取り除き、よく洗って、流水に15分くらいつけます。
あまり長い時間つけていると、ビタミンB・Cが流れ出てしまいますので、注意が必要です。
臭み消しは、牛乳にひたしたり、酒・しょうが汁・しょうゆなどにつけたりして臭みを取ります。
このあたりは、料理のジャンルに合わせて、方法を使い分けてください。

レバーの選び方

レバーは、とにかく鮮度が大事です。
スライスされたものよりは、かたまりで購入します。
鮮やかな赤味がさして発色が良く、弾力があるものを選びます。
白く濁っているものは、古い可能性があるので避けましょう。

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